メーカーとやり取りしていると「特色指定はございますか？」と聞かれることはないでしょうか。
「特色」を字面のまま受け取ると“普通とは違う色”と思うかもしれませんが、ここでの「特色指定～」は「印刷用のインク(色番号)の指定はありますか」という問いかけになります。
特色とは？
「特色」とは総称で、特定の印刷で使うインク(DICやPANTONE等)をまとめて呼ぶための名前です。CMYK(プリンター機)以外のあらかじめ調色された色で、ペンキや絵具をイメージするとわかりやすいかもしれません。
シルク・パット印刷をする時はこの特色インクを使います。その為、入稿時は特色(色番号)を指定する必要があります。なお、メーカーによってご利用いただけない特色がある場合もございますので、ご確認お願いいたします。
※白や黒など、一部番号の無い色もあります。
特色には番号が振られている
特色も沢山の色味があるため、それらを識別できるよう番号が割り当てられています。色味や番号等はメーカーが販売しているカラーチップ（色見本）で確認ができます。
一口に「赤」と言っても複数色あるので、もしお手元にカラーチップがある場合はお好みの色を探してみてください。
※カラーチップも製版時や経年劣化により色の印象が異なることがあります。
※ネット検索でも調べることは可能ですが、画面モニターや設定等で色の印象が異なることがあります。
特色の指定がない/不明の場合
色番号の指定が特にない/不明の場合は弊社で色を見繕わせていただいております。「淡い赤」「暗めの赤」等、ざっくりとしたご指定の場合も、弊社で色を見繕わせていただいております。提示するお色に問題がないかどうかご確認ください。
※プリントカラーの一部見本はコチラからご確認いただけます。
